大腸菌における外側と細胞質性の膜の分離と性質

MIURA T; MIZUSHIM A S

文献

J-GLOBAL ID：201602000614364910 整理番号：70A0165368

大腸菌における外側と細胞質性の膜の分離と性質

Separation and properties of outer and cytoplasmic membranes in Escherichia coli.

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資料名：
巻： 193 号： 2 ページ： 268-276 発行年： 1969年
JST資料番号： B0207A ISSN： 0005-2728 CODEN： BBBMBS 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

大腸菌K12株のリゾチームとEDTA処理により得たスフェロプラストをMgCl₂,溶液中で破壊してEDTAに対して透析したあと,直線的しょ糖密度遠心法によりスフェロプラスト膜から2種類の膜画分を分離した。主にリポたんぱく質からなると知られている低密度画分は,単位膜をもち,比較的多量のATPアーゼと電子伝達系の成分を含んでいる。一方の高密度画分は,比較的多量の炭水化物とNADHデヒドロゲナーゼを含み,他の呼吸成分は含まない。後者は,すでに報告されている外側の膜に類似の構造をもち,免疫学的研究から細胞表面の外側に局在していることが明らかになった;写図7表1参15

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