抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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鉄の結晶粒界強度はほう素,炭素,酸素などの気体原子によって大きく左右される。一連の実験によると,ほう素と炭素の効果は非常に大きいが,窒素は少ししか効果がない。また酸素はほとんど関係がない。ここでは鉄の粒界強度に対する気体原子(X)の影響をXによる結合エネルギーの変化によるものかどうかを研究した。Fe-X-Feという簡単化されたモデルを仮定して結晶粒界にそれを装入してその結合エネルギーを分子軌道法で計算した。その結果次のことが判った。(1)X原子を結晶粒界に装入することによる結合の増大は結晶粒界の強度の増大に本質的には寄与していない;写図3表2参9