抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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マリドマイシン(I)はグラム陽性細菌およびNeiss-eria gonorrhoeae,Vibrio choleraeなどの数種のグラム陰性細菌にin vitroで強い抗菌作用を示す.抗菌活性はpH6よりpH9でより強く,植菌量の減少で増大するがウマ血清の存在で不変.in vitroでのI抵抗性は継代培養により段階的に上昇し,Iと他のマクロリド抗生物質との間に交差耐性を観察.Iは臨床分離のぶどう球菌B群およびC群のマクロリド耐性株にも有効.Iは静菌的に作用し,セロファンバッグ透析法により検討したたんぱく質結合比は低い.Iはマウスのグラム陽性菌実験感染症に対し,皮下,腹こう内,静脈内投与でロイコマイシンと同程度に有効:参6