抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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鉄板の軽さ,強さ,ねばり強さを十分に生かした鉄板耐震壁をつくるには,鉄板の欠点である低応力のせん断座屈を防止しなければならない。そこで,座屈止めの方法として,1)鉄板にリブプレートをつける方法,2)鉄板をコンクリートで包む方法をとりあげ,模型実験によってそれらの補強効果を調べた。その結果,1)の場合には,鉄板の全体座屈と部分座屈を起こさせないという考えからリブの間隔と岡性をきめることにし,2)の場合には,鉄板厚とコンクリート厚の比,幅止め筋量,壁筋量を検討し,最適条件を考えた。最後に実施例として,大阪大林ビルに用いられる板板耐震壁の実大実験の結果を述べ模型実験から得た特性と比べるとともに,設計荷重から検討を試みた;写図26表9参3