抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ヒトデゆう門盲のうの新鮮ホモジネートを用いて,ホスホリパーゼA
2の性質を検した.基質としてα-位を3H-パルミチン酸で標識したレシチンを用い,培養時間,酵素(たんぱく)濃度,2価の陽イオンおよびEDTAが基質の加水分解に及ぼす影響を調べた.その結果,新鮮ホモジネートにはホスホリパーゼA
2の著しい活性がみられ,その活性はEDTAにより顕著に阻害され,Ca
2+などの2価陽イオン依存性であった.デオキシコール酸ナトリウムやベンゼン,エーテルなどの有機溶媒は酵素活性を強めた.至適pHは8.リゾホスホリパーゼ活性も新鮮ホモジネート中にわずかながら認められた:参10