抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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p-置換(H,Cl,CH
3,OCH
3)フェニルジメチルアミンによるβ-プロピオラクトンの開環反応の速度論的研究および反応機構を検討.ラクトンの減少量はIRで追求.55,60,65°Cでの二次速度定数より,フェニル基におけろ置換基の種類によって反応性が異なり,その強さはOCH
3>CH
3>H>Clの順.置換基定数と二次速度定数の対数の関係は直線的でHammett則が適用.ラクトンの開裂様式はアルキル-酸素間で起る.窒素原子の求核攻撃が双極型電荷分布を有する遷移状態を経て進行.アリルアルキルシリルアミンが対応するトリメチルシリルアミンに比し反応性大.これはPh-Si-N結合におけるcross-conjugation効果によると推定.活性化エントロピーは各置換基の種類に関係なくほぼ等しく,p-置換基の差による立体効果の影響はない:参8