抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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Pb(Zr。Ti)0。系磁器をホットプレス法で焼成し,ホットプレス時の温度,圧力,時間,ならびにアニーリングの温度,時間の組み合わせを適当に選ぷことによって,結晶粒径を一定として密度を変化させた試料群,および密度を一定として結晶粒径を変化させた試料群をつくることに成功した。そして,おのおのの試料群が圧電性磁器の電気的特性にどのような影響を及ぼすかについて系統的に調べた。比誘電率は密度とともに対数的に変化している。振動時の損失は空孔の量に比例している。他の圧電諸定数は密度にほとんど無関係である。絶縁特性は密度に比例して向上している。結晶粒径による影響としては,常温における比誘電率は粒径が大きくなるほど減少しているが,キュリー点における比誘電率の最大値は逆に大きくなっている。圧電諸定数のうちk,,d31,931などは粒径が大きくなるほど向上している。しかし周波数定数には影響がなかった。また絶縁特性もあまり影響がなかった。密度および結晶粒径が電気的特性に及ぼす影響を系統的に調べ,諸定数と密度および結晶粒径の関係を表わす実験式を導いた;写図19表2参8
