抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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微量のコバルト塩とPd型ゼオライト触媒の共存下,合成ガスの加圧下において行なうアクリロニトリルの重合反応について特にポリマーの収率と反応条件に重点をおいて検討を加えた.ナフテン酸コバルトの添加量が約0.1g以上になると重合はほとんど起らずオキソ反応が起る.すなわちコバルト量がある範囲内では,重合反応またはオキソ反応が排他的に起り,その範囲外では両反応が並行して起るものと考えられ,重合反応においては,コバルトとPdの両者共存力泌要条件であるが主触媒はPd型ゼオライトにあると考える.重合反応においては合成ガスは触媒の活性化に必要である.溶媒としての四塩化炭素は著しく収率を増大させた.