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J-GLOBAL ID：201602000725039910   整理番号：64A0275991

アルキルボロンを開始剤とする塩化ビニルとアクリルニトリルの共重合(アルキルボロンを開始剤とする重合II)

著者 (2件)： 尾形弥生 (大阪市大原子力研) ,  箕浦有二 (大阪市大原子力研)
資料名： 工業化学雑誌
巻： 66  号： 11  ページ： 1710-1714  発行年： 1963年 
JST資料番号： F0171A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： トリn-ブチルボロンを開始剤とし空気中で30~78°Cにおいて(1)塩化ビニル(VC)の重合および(2)題記の共重合を行った.(1)においては重合速度に溶媒の影響が認められ,ヒドロキノンは禁止作用を示さず,また低温重合ほどシンジオタクチックの割合が大きくポリマーは難溶で耐熱性がよかった.(2)においては低温重合ほどアクリルニトリル(AN)の反応性比は大きく,VClのそれは小さかったまた重合温度に無関係にポリマーのAN含有量の大きいほど耐熱性はよかった.

タイトルに関連する用語 (5件)： 開始剤 ,  塩化ビニル ,  アクリルニトリル ,  共重合 ,  重合