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J-GLOBAL ID：201602000739138156   整理番号：70A0311264

粒状土地盤の局部沈下現象について

著者 (2件)： 村山さく郎 ,  松岡元
資料名： 土木学会論文報告集  (Proceedings of the Japan Society of Civil Engineers)
号： 172  ページ： 31-41  発行年： 1969年 
JST資料番号： F0028A  ISSN： 0385-5392  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 粒状土に対する降下床の模型実験を行ない,粒状土地盤の局部沈下現象を実験的,理論的に解析したもので,地盤材料としては乾燥砂だけでなく各種の径のアルミ棒の積層体を用い,降下床の降下による積層体中の棒の移動状況,積層体の間げきの局所的変化.上方への伝搬状況,降下床の降下量と積層体の沈下量の関係などについて精測し沈下現象の諸特性を明らかにした。これら特性をもとにして地盤構成粒子の移動を流動とみて現象論的考察を行ない,地表面および地盤中の沈下量算定式を誘導した。この算定式中の係数は地盤材料の簡単なせん断試験によって推定可能である;写図25表2参5

シソーラス用語： せん断 ,  トンネル ,  掘削 ,  地盤 ,  沈下 ,  土質工学 ,  模型試験
準シソーラス用語： 地盤(粒状土) ,  沈下(粒状土地盤) ,  土質力学 ,  模型実験 ,  粒状土 ,  粒状土地盤

引用文献 (5件)：

• 1) Litwiniszyn, J. : An Application of the Random Walk Argument to the Mechanics of Granular Media, Rheology and Soil Mechanics, IUTAM SYMPOSIUM GRENOBLE, 1964, pp. 82-89.
• 2) 村山朔郎 : 砂層内局部沈下部にかかる垂直土圧, 京都大学防災研究所年報第11号B, 1968.pp.549-565.
• 3) 松尾稔・駒田智久・高橋通夫 : 砂層の変形に関するモンテカルロ法的研究, 土木学会第21回年次学術講演会講演概要第III部, 1966, pp.52-1-52-4.
• 4) Terzaghi, K. : Theoretical Soil Mechanics, John W iley & Sons, New York, 1943, pp. 66-76.
• 5) 伊藤冨雄 : トンネルの構造設計に関する力学的研究 (博士論文), 1958.

タイトルに関連する用語 (4件)： 粒状土 ,  地盤 ,  沈下 ,  現象