抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2-5MeV中性子のOB,llBによる弾性および非弾性散乱を飛行時間法により研究した。弾性散乱の角分布は非局所光学模型による計算値と比較され,定性的な一致を示している。toBの0.171MeV準位の励起については以前の結果と一致し,更に1.740、2.154,3.590MeV準位についても励起関数が得られた。非弾性散乱断面積はハウザー-フェシュバッハ理論による計算値と比較され,共鳴準位による影響を除いては相当よい一致を示している。llBの2.14UMeV位に対する励起関数が測定され,以前のデータと比較された。この準位に対する微分および積分断面積がハウザー-フェシュバッハ理論による計算値と比較されている。この際光学模型のパラメータは弾性散乱を合せるようにきめられたものを使用した。しきい値の付近での断面積の立上りは理論値よりづっとゆるやかになっている(岡野事行)