抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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和歌山県白浜温泉,水晶源泉を例として噴騰の機構に及ぼすCO
2の影響を調査。坑口から18mの静水位を示す噴騰停止時の温度,圧力下のCO
2の溶解度から静止時には冷地下水(低温温泉水)の混入もあって,溌ぽうが起らない。坑口より5mの噴騰高を示す状況から深部でのCO
2ガスの溶存量を推定するためにエアリフトの送気量と揚程との関係式を用い,本源泉においては噴騰再開のためのエアリフトにより3g/l程度のCO
2を溶存する57°C前後の温泉水が水位30m前後に上昇して発ぽうが起ると推定。白浜温泉の他の噴騰泉でも同様の計算を行なった結果,静水位下17.5~11mで発ぽうが起り,そのときのCO
2は1.13~3.35g/lが含まれていることになる;写図9表4参16