抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文は1969年,米国金属学会主催の“熱処理時間の改善”に関する分科会における招待講演の一つであって,通常の核生成理論にあっては核の形成はその反応温度で起ることを暗に仮定しているが,一方,溶体化処理温度から焼入れされた場合にはある種の特徴が残留して,それが反応温度で核の芽(embryos)として作用することも良く知られている。著者はこの核生成の芽になり得るものとして濃度の変動や転位のもつれなどに分類して,これらの芽が存在するための条件を熱力学や動力学的に考察を加え,特にバーライトやマルアンサイト反応に関しても定量的に検討した;写図5参34