抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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モーリンはpH3~4の酸性溶液において,タングステン酸イオンと反応して413mμに極大吸収を有する黄色の錯化合物をつくる.錯体の組成は連続変化法およびモル比法で検討した結果1(W):2(M)で,分子吸光係数は1.7×10
4,見かけの生成定数は約1×1010である.最適の定量条件はモーリン濃度2×10
-4M,pH3.5,添加ジメチルスルホオキシド量4%,測定波長413mμである.この条件では吸光度におよぼす経時変化もほとんどなく,タングステン酸イオンについて1~10ppmの範囲でベールの法則が成立し,定量感度は0.01μg/mιである.