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J-GLOBAL ID:201602000827058693   整理番号:65A0270944

液体燃料粒子群中での層流火炎伝ぱに関する研究(I)実験と火炎伝ぱ機構の考察

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巻: 31  号: 226  ページ: 1002-1007  発行年: 1965年 
JST資料番号: F0227A  CODEN: NKGRA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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噴霧においても気体撚料の場合と同じように火炎伝ぱの現象が見られ,燃焼過程の重要な役割を演ずるので,火炎伝ぱの現象を無観できない.ここではほぼ均一な粒径の液体燃料粒子群中での層流火炎の伝ぱ現象を観測.その結果,粒径200μ程度の大きな粒子群においても,火炎は安定に伝ぱする.また,均一粒径のテトラリン粒子群(粒径100~170μ)の希薄可燃限界を測定したが従来の研究とから.希薄可燃限界濃度は粒径が増すと60μ程度までは急速に低下し,その後もほぼ直線的に減少し続けて,170μ程度では非常に薄い混合気でも燃焼可能なことが結論される.そのほか,粒径の非常に小さな範囲を除いては,各粒子は独立して拡散燃焼を行ない,火炎が粒子から粒子へと不連続的な火炎伝ぱが行なわれること,およびガスの熱膨脹や粒子の沈降が火炎伝ぱの過程にかなりの影響を及ぼすことが判明,粒子群中を伝ぱする火炎の特異な性質は不連続的な伝ぱ機構や粒子の沈降にその原因があるとして,解析に適するように火炎の伝ぱ機構を模型化することを試みた.
引用文献 (6件):
  • (1) F.A. Williams, Combustion and Flame, 3 (1959), 215.
  • (2) E.K. Cekalin, 8th Symposium (International) on Combustion, (1962), 1125, Williams & Wilkins.
  • (3) K.R. May, J. Sci. Instr., 27-5 (1950), 128.
  • (4) J.H. Burgoyne & L. Cohen, Proc. Roy. Soc. Lond., Ser. A, 225 (1954), 375.
  • (5) D. Ahson, Fuel, 32 (1953), 39.
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