抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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スラグの吸収によるれんがの諸特性の変化とスラグの組成,反応温度などとの関係について,スラグを吸収.(1200~1400°C,2時間)したマグネシアれんがを用い,化学分析,X線回折.顕微鏡観察,特理的性質の測定などの手段を用いて追求.なおスラグにはCaO/SiO
2=0.1~2.0の各種高炉スラグを使用.れんがの気孔率および荷重軟化点はスラグ吸収量と共に低下するが,後者についてはスラグの組成による影響の方が大きい.またスラグはれんが中のマトリックス部と選択的に反応し,これがスラグによる侵食の原因となるものと判断.