抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ベンゼン誘導体2.0モル,塩酸ヒドロキシルアミン(I)0.5モルおよびAlCl
3(II)0.55および1.10モルをベンゼンでは80°C,トルエン(III),クロルベンゼン(IV)およびアニソールでは100°Cで5時間反応させた結果,いずれの場合にもモノアミノ体を得た.IVからは収率(対I)73.6%でクロルアニリンを得た.IIIおよびIVのアミノ化の配向性,Sf値(Selectivity factor)およびm-体生成量から,本アミノ化が陽性試薬の攻撃であり,しかもI:II=1:2より生ずる攻撃種(V)はI:II=1:1より生ずる攻撃種(IV)より陽性活性が大.さらに,長倉らの電子移動の理論を適用すると,Vは対イオンの相互作用の大きなイオン対であり,IVは対イオンの相互作用の小さなイオン対と推定.