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J-GLOBAL ID:201602000854264521   整理番号:61A0161018

照射ポリプロピレンの熱処理

Heat treatment of irradiated polypropylene.
著者 (2件):
資料名:
巻: 188  号: 4747  ページ: 315-316  発行年: 1960年 
JST資料番号: D0193A  CODEN: NATUA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR) 
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結晶化度75%のアイソタクチックポリプロピレン(’Moplen’)を真空中室温で照射し,空気にさらすことなく,100~230°Cの油浴中で1時間熱処理すると,架橋効率が増大ずる,すなわち,ゾル分率の測定値についてCharlesbyの理論式を適用すると,未処理の照射試料では,Gc=0.1,180°C熱処理試料では,Gc=0.16を得た。一方,真空中180°C(融解状態)で照射したものは全く架橋は認められない,照射によって生じた遊離基は結晶部分に捕捉され,これは室温において安定であるが,照射後の加熱によって易動となり分子間架橋に関与するものと考えられる。空気中室温照射試料では,生成した過酸化物が,熱処理によって分解して遊離基となり,分子間架橋を生じる;図2表2参3(平岡)
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