抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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結晶化度75%のアイソタクチックポリプロピレン(’Moplen’)を真空中室温で照射し,空気にさらすことなく,100~230°Cの油浴中で1時間熱処理すると,架橋効率が増大ずる,すなわち,ゾル分率の測定値についてCharlesbyの理論式を適用すると,未処理の照射試料では,Gc=0.1,180°C熱処理試料では,Gc=0.16を得た。一方,真空中180°C(融解状態)で照射したものは全く架橋は認められない,照射によって生じた遊離基は結晶部分に捕捉され,これは室温において安定であるが,照射後の加熱によって易動となり分子間架橋に関与するものと考えられる。空気中室温照射試料では,生成した過酸化物が,熱処理によって分解して遊離基となり,分子間架橋を生じる;図2表2参3(平岡)