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J-GLOBAL ID:201602000906144791   整理番号:66A0327380

亜硫酸塩によるリンゴの褐変防止

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資料名:
巻: 22  号:ページ: 109-120  発行年: 1966年 
JST資料番号: F0830A  ISSN: 0368-6264  CODEN: KNGZA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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α-ニトロソ-β-ナフトールによるチロシンの定量法につき検討し,藤井法をさらに改良.亜硫酸溶液(SP)がα-ニトロソ-β-ナフトールと反応し,チロシンの測定を妨害することを認めた.はく皮リンゴを2×10-2MSPに浸漬し褐変防止しえたが同濃度のNaClでは効果はなかった.リンゴをSPで抽出して褐変しない果汁を調製.さらにこれを対照液としてリンゴ果汁の褐変度を比色計により定量測定でき,褐変が初期には直線的に進行することを認めた.褐変果汁はSPの添加で多少漂白されたが,完全に脱色できず,果汁褐変防止SP量は2~4×10-4Mで比色副による吸光値0.1付近以下では外観上褐変は認められない.固形果実の場合1MSPに数分,1~2×10-2MSPに5分間程度浸漬すれば充分で,浸漬時間を長くすればSP濃度は更に低くできる.果汁あるいは果実表面に残存するSPは比較的分解され易く,SP浸漬によるSPのリンゴ内部への滲入測定で果実表面部に多いことを認めた.
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