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J-GLOBAL ID:201602000921699830   整理番号:61A0162767

大線量γ線の化学的線量測定

Chemical dosimetry of high level gamma rays.
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 488-495  発行年: 1960年 
JST資料番号: F0295A  ISSN: 0366-9483  CODEN: DOHOA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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化学的方法による線量測定として,現在もっとも広く用いられているFricke線量計は溶存酸素量によって適用限界があり,酸素ガス飽和の場合で2×105rまでしか測定できない。著者らはボンベ窒素ガスを飽和することにより,溶存酸素の影響を除き,測定限界を大きくすることを試みている。その結果,最初の第一鉄イオン濃度が0.04Mの場合には3×106rまでG=8.1で酸化されること,また第一鉄イオン濃度を0.55Mの高濃度にしても5×106rまでしか直線性が成立しないことを見出している。そして直線性からのずれを著者らは生成されたFe3+がH原子により逆還元されるものとして説明し,これが多量のF-,SO2- 4を共存させることにより抑えられることを指摘している。他方,鉄-銅線量計についても実験を行ない,Fe2+→Fe3+のG値は共存Cu2+濃度がますにつれ次第に減少してくるが,Cu2+がFe2+の10倍以上のときはあまり変化しなくなり,0.04MFe2+,0.4MCuSO4の場合で8×107rまでG=0.47で直線性がえられ,測定可能であることがわかった;図6表3参6(著者抄録)
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