抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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液体イソプロピルアルコール中で光化学的に生じたセミキノンラジカルにおいて電子スピン共鳴発光を観測した。動的な電子分極は,親キノンの三重項が光学的にスピン分極され,引き続く水素引抜き反応により生成されたセミキノンでも分極が保存されていることによるものと考えられた。零磁場パラメータを用い,三っの副準位の項問交差の速度が等しくないとして理論的計算を行った結果,任意の磁場中にランダムに配向した三重項にかなりのスピン分極が見出された。緩和による三重項の偏光解消が水素引抜き反応の速度と同程度のため,生成したラジカルが分極を保存した発光モードを示す;表3参13