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J-GLOBAL ID：201602001012353344   整理番号：64A0259235

水性ガス変換反応の速度論的研究

著者 (3件)： 鍵谷勤 (京都大(工)) ,  妹尾収二 (京都大(工)) ,  福井謙一 (京都大(工))
資料名： 工業化学雑誌
巻： 67  号： 10  ページ： 1493-1496  発行年： 1964年 
JST資料番号： F0171A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： 題記反応の定常反応速度を微分反応管を用いて測定.反応の全領域にわたる実験結果をほぼ満足に表現する式を得た.また速度定数(I)の簡略測定法を提出し,その妥当性を実験的に検証した.Iはガス流速(II)が増すと増大することを各反応温度において確かめた.見かけの活性化エネルギーは,IIが増加するほど減少した.これらの結果は,触媒粒外の物質移動が影響しているという前報の推論とよく一致する.また工業的に用いられている大型粒状触媒を用いた揚合には,触媒の見掛け比重が増加すると,Iは著しく減少する.このことは触媒の細孔内物質移動も関与していることを意味するものと考えられる.また提出した反応速度式は他の研究者による加圧下の速度測定値も充分満足に表現しうることを示した.

タイトルに関連する用語 (4件)： 水性ガス ,  変換反応 ,  速度論 ,  研究