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J-GLOBAL ID:201602001112516500   整理番号:73A0375890

ガラス状態の熱量的研究 VIII イソプロピルベンゼンの熱容量と緩和現象

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巻: 46  号: 10  ページ: 3020-3031  発行年: 1973年 
JST資料番号: G0450A  ISSN: 0009-2673  CODEN: BCSJA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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イソプロピルベンゼンの熱容量を断熱的熱量計を用いて測定.温度範囲は結晶で14~177.13K(Tm),ガラス状態で14~約126K(Tgガラス転移温度),液体Tg~313K.試料純度99.93%.融解熱は.7,326J/mol,融解エントロピーは41.36J/K/mol.これらの測定値から,一連の熱力学的関数を表にした.第1のガラス転移に加えて第2のエンタルピー緩和を段階的熱容量と同様70K付近で観察.これらの事実を誘電率測定で観測したβ緩和と関係つげて検討.過冷却液体とガラス状態の配置エントロピーを計算し,緩和現象の説明に用いた.粘性に大変化が起きる温度(To)と配位エントロピーが消失する温度(T2)が合致.液体状態に見られる熱容量急変をこの変化が熱力学的第三法則転移に矛盾しないという観点に対し検討:参38

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