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J-GLOBAL ID:201602001216215765   整理番号:64A0256166

バランスクエンチング法を用いた14の液体シンチレーション計数

Liquid scintillation counting of C using a balancedI quenching technique.
著者 (1件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 273-277  発行年: 1964年 
JST資料番号: C0201A  ISSN: 0020-708X  CODEN: IJARAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 予稿  発行国: アメリカ合衆国 (USA) 
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14標識トルエンを含む液体シンチレータを作り,これにいろな量のアセトンを加えてクエンチングの程度を変えた資料について波高分布をとると,クエンチングの増加とともに分布曲線は次第に低波高側に移動するが,かなり波高の低いところで曲線はほぼ一点において交叉するのが認められる.したがって,この点の位置の狭いチャネルを開いて計数すれば,クエンチングの大小と関係なくほぼ一定の効率で計数が可能となる.しかし実際問題として,狭いチャネル幅を使用するので効率は非常に低く,たとえば2Vの場合わずか2%内外にすぎない.そこで,効率の一定を害しない範囲でどの程度までチャネル幅を広げられるかを実験的に求めた.その結果,上の試料ではたとえば41Vのベースレベルを中心として±30Vすなわち60Vのチャネル幅を使用しても,効率は52.8~57.3%の範囲に収まることがわかった.また増幅度の変化7%に対して効率の変動を認めなかった.アセトンのほか,シクロヘキサノン,酢酸,ジエチルエーテル,エチルアルコール,サクサンエチルなどのクエンチャーについても最適条件が求められており,またこの方法を適用できるクエンチャーの最大添加量も示されている;図2表3参11(浜田 達二)
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