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J-GLOBAL ID:201602001270053851   整理番号:68A0326976

固化する温泉,十勝岳新々噴火口温泉と温泉固化生成物(温泉のかたまり)

著者 (4件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 1-14  発行年: 1968年 
JST資料番号: F0950A  ISSN: 0030-2821  CODEN: ONKAA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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1964年10月北海道十勝岳で試料採取後直ちに固化する漁泉を見いだしその成分,固化生成鉱物を分析し生成機構を考察した.温泉は約1m<sup>2</sup>の池をなしておりほとんど無色透明で,付近からはHClやSO<sub>2</sub>を含む火山ガスが噴出している.固化する温泉は約600g/lの物質を含んでおり主成分はSO<sub>4</sub>370g/l,Cl 100g/l,F 1.4g/l,Al<sup>3+</sup>53g/l,Fe<sup>2+</sup>36g/l,Mg<sup>2+</sup>24g/l,Na<sup>+</sup>11g/l,K<sup>+</sup>3.2g/l,Ca<sup>2+</sup><1g/lであり固化物質の組成はH<sub>2</sub>O55.4%,Cl7.45%,SO<sub>4</sub>26.5%,Al<sup>3+</sup>3.8%,Fe<sup>2+</sup>2.6%,Mg<sup>2+</sup>1.7%でハロトリカイト,ピケリンジヤイト,アルノーゲンが主成分である.この温泉の生成機構はマグマ発散物の分化現象と,分化生成物と岩石,鉱物との反応で説明できる:参35
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