抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大面積の多重ワイヤ比例計数箱を開発した。全体で約1500本の水平と垂直ワイヤを使った2m×0.5mの計数箱を建造した。ワイヤの間隔と直径,気体充てん,基本的な高電圧平面の対称幾何構造などはCharpakらの示した方法に基づいている。計数箱は次のような特徴がある。1.信号ワイヤは直径0.02mm,張力は約50gで張られ.各ワイヤの間隔は2mmである。2.各信号ワイヤ平面に対して2つの高電圧平面があり.信号平面と高電圧平面は間隔6mmで両側に対称に置く。3,高電圧平面は直径0.05mm,間隔1mm,張力約110gの平行ワイヤから成る。4.ガス充てんは65%アルゴンと35%イソプタンを使用する。5.電子回路はSippachらの設計したもので,ディスクリミネークのしきい値は200μVである。測定結果の一部はSrβ線源により求め.他はCERNの陽子シンクロサイクロトロンにより得た。試験は種々の寸法の計数箱について行なったが特にワイヤの長さが2mのものについて調べた。線源とビームの双方でゲート幅30nsの時に99.8%の検出効率が達成された。空間的な分解能はく形で幅はワイヤ間隔の±1/2であると期待される(関整じ);写図14参8