抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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食品,土壌,水中の微量のセレンの測定を,2,3-ジアミノナフタレンを用いるけい光分光光度法を用いて行なった.魚介類中のセレン量は他の食品より高い値を示し0.05~3.64ppmであった.なまりかつおに3.6ppm,花かつおに1.46~2.9ppm,煮干に1.15~2.1ppm,カツオ,マグロ,イワシ,アカガイのかん詰類にも0.42-1.36ppmセレンを検出した.肉類は0.01~0.5ppm,卵類0.12~0.26ppm,穀類0.02~0.87海草,野菜,原乳,果実類0.1ppm以下でセレン1日摂取恕限度5ppmをこえるものは認められなかった.土壌,河川底質およびへどろ類から0.02~0.21ppmを検出した.河川水,工場排水にも0.02~0.91ppbセレンを検出したが米国の水質基準10ppbをこえるものは認められなかった:参5