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J-GLOBAL ID:201602001585211340   整理番号:61A0161377

ポリビニルアルコールへの放射線グラフト重合 VII 前照射したポリビニルアルコールへのスチレンの加熱グラフト重合

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資料名:
巻:号:ページ: 379-397  発行年: 1960年 
JST資料番号: F0295A  ISSN: 0366-9483  CODEN: DOHOA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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ポリビニルアルコール(PVA)皮膜に真空中および空気中でγ線を照射し,この皮膜を水とメタノール,エタノール,n-プロパノールなどとスチレンよりなる溶液に浸漬した後,真空中で加熱すると,スチレンはPVAにグラフト重合を起こす。メタノールの場合は水の有無によらないが,それ以外の場合は,水はグラフト重合の生成に欠くことができない。メタノールのみの場合は40°C以上でグラフト重合は容易に起こる。グラフト重合の際,空気は禁止剤的効果がある。この場合,重合を起こすには80°C以上が必要であった。重合を真空中でいろいろの温度と時間について詳細に行なったところ,その最適温度は50°Cであった。もちろん重合温度が高いと重合の初速度は大きいが最高到達重合率は小さい。空気中前照射したPVA皮膜と真空中でのそれの場合,重合の挙動は全く同じであった。したがって,重合の活性中心はどの場合も同じであろうと考えられた。真空中照射後,皮膜を空気にさらしてから80°Cで24時間重合したところ,空気にさらさなかったときに比べ2/3位のグラフト効率を示した。したがって,空気に安定な捕捉ラジカルグラフト重合の主な活性点と考えられる;図10表9参10(著者抄録)
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