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J-GLOBAL ID:201602001614603295   整理番号:66A0285515

1,3-および1,4-シクロヘキサジエンの放射線分解

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資料名:
巻: 86  号: 11  ページ: 1118-1123  発行年: 1965年 
JST資料番号: F0226A  CODEN: NPKZA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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1,3-および1,4-シクロヘキサジエン(CHD)の液相での放射線分解で得られる生成物は両者ともに,水素,ベンゼン,シクロヘキセン,1,4-CHD(1,3-CHDより),1,3-CHD(1,4-CHDから),二量体およびポリマであった。低温固相で照射するとポリマ生成のG値は増加するが,水素などの分解生成物のG値は低下する。さらに二量体の構造は水素がそれぞれのDHDに付加して生成するラジカルの再結合で説明されることなどから,CHDの放射線分解はおもにアリル位のC-H結合の切断で開始されるラジカル機構で進むことが支持された。-196°Cで照射したCHDのESRスペクトル測定の結果では,1,4-CHDからはシクロヘキサジエニルラジカルが,1,3-GHDからは2-シクロヘキセニルラゾカルが同定された。これは1,3-GHDでは初期過程でベンゼンと2Hまで分解が進み,この水素が1,3-CHDに付加して2-シクロヘキセニルラジカルを生成したものと考えられる。さらに,シクロヘキサン-CHD混合系でのγ線照射により,1,3-および1,4-CHDのラジカルスカペンジャとしての効率にも検討を加えた;図6表2参21
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