抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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くり返し掃引を行なうデジタルポーラログラフィーにより拡散電流を精密に測定する際の,電解に伴われる電極付近での被還元物の濃度減少(希薄効果)を拡散電流の測定精度との関係について検討.この場合,拡散電流の側定精度は1/√n(n・・水銀滴の加算滴数)に比例して向上し,電解開始の最初の滴からは30滴,また希薄効果による電流の減少が一定になる第10滴からは第15滴までの電流を加算することにより,1×10
-3Fのカドミウムの場合の変動係数は0.0005となる.なお電流-時間曲線の対数プロットは,電解最初の滴では直線となるが,第2滴以後は希薄効果のために直線とはならない.なお希薄効果は水銀滴の生長初期に著しく,また滴下電極の先端の外径が大きいほど大きく現われることが判明:参6