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J-GLOBAL ID:201602001683854917   整理番号:69A0340323

セメント硬化体の細孔構造と水和膨脹機構に関する考察

著者 (3件):
資料名:
巻: 77  号: 887  ページ: 238-248  発行年: 1969年 
JST資料番号: F0382A  ISSN: 0009-0255  CODEN: YGKSA4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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膨脹セメントと普通ポルトランドセメントの水和反応と細孔構造について比較検討.吸着等温線から細孔分布を算出するため電子計算機のためのプログラムを作成し,各種の試料の細孔分布を求めた.CaO・SiO2・Al2O3(CAS)配合セメントモルタルではCAS配合率10%程度までは普通ポルトランドセメントモルタルと細孔構造の差は認められない.これは膨脹の程度と高硫酸塩による空隙の充填とが互いに補償し合うためと考えられ,両者の均衡が破れるときには細孔構造は変化する.高硫酸塩の生成に固執せずに膨脹機構を論ずるならば,ChatterjiとJefferyの主張するCaOの水和膨脹も考慮する必要がある.この実験ではCaOの水和により生成するCa(OH)2の六角板状結晶への成長が膨脹と時期的に一致することを示している:参15
引用文献 (15件):
  • 1) S. Chatterji and J. W. Jeffery, Magazine of Concrete Research 15 [44] 83-86 (1963).
  • 2) P. K. Mehta and A. Klein, Symposium on Structure of Portland Cement Paste and Concrete, Highway Research Board, 328-52 (1966).
  • 3) P. K. Mehta, J. Am. Ceram. Soc. 50 [4] 204-208 (1967).
  • 4) H. E. Schwiete, U. Ludwig and P. Jäger, Symposium on Structure of Portland Cement Paste and Concrete Highway Research Board, 353-67 (1966).
  • 5) R. Kondo and K. Nakagawa, J. Am. Ceram. Soc. (To be published).
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