抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ルチル系被覆棒を用いて溶接を行なう場合には,被覆中のSiO
2の還元反応は重要な意味をもっており,この反応が著しく進行すれば,溶着金属中のSi量が増大する。本研究では,スラグの塩基度および被覆の酸化ポテンシャルがシリコンの還元過程の進行強度に及ぼす影響について追究した。その結果,溶着金属中のシリコン含有量は,ルチル系被覆溶接棒を用いた場合,シリコンの還元度によって決まること,ルチル被覆が溶解する際に形成されるスラグの塩基度が増すとシリコン還元過程は抑制されること,被覆の乾燥温度を上昇させると溶着金属中のシリコン量が増すことなどが明らかにされた;写図3表2参6