抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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太平洋の魚類の分布と海況との関係を知るには,多くの観測船で得られた資料によらなくてはならない。米国および日本の1940-1967の期間の資料を収集し,検討することにした。これによって,海況のみならず,気象条件や漁業条件についても将来の予測を可能にするものと考えられる。異常ということを1957-58の例よって示し,異常値を示す特徴を1953-60について検討した。そして,1948-67の期間についての異常現象発生の周期性を検討した。この異常現象は力学的にみて北太平洋の大規模な環流の消長と対応している;写図4表2参17