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J-GLOBAL ID:201602001801632525   整理番号:61A0161276

γ線照射したポリメタクリル酸メチルによる重合の開始,第二次単量体の存在下における照射:ブロック共重合体の生成

Initiation of polymerisation by γ-irradiated polymethyl methacrylate.Irradiation in the presence of a second monomer: block copolymer formation.
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資料名:
巻: 42  号:ページ: 33-43  発行年: 1960年 
JST資料番号: D0010A  ISSN: 0025-116X  CODEN: MACEAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE) 
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14C標識のポリメタクリル酸メチルを用いて,スチレンおよび酢酸ビニル中にポリメタクリル酸メチルを溶解しγ線照射した場合の重合機構を明らかにする。ポリメタクリル酸メチルが溶存するとこれら単量体の重合は加速される。スチレンの場合にも芳香核による保護効果は顕著でない。酢酸ビニルの場合は生成物の約70%はポリメタクリル酸メチルの主鎖切断ラジカルから生長したブロック共重合体で残りは結合停止反応で生じたもの,ポリメタクリル酸メチルへのグラフト物,側鎖切断で生じたものである。すなわちこの結果はポリメタクリル酸メチルは主鎖切断反応が支配的であることを示している。純スチレンおよび8.4wt%ポリメタクリル酸メチルの場合10C,1.79×1017eV/1,secでそれぞれRp=1.54×10-6;2.2×10-6,Ri=1.21×10-9,2.92×10-9,G;0.41,0.99であり,ポリメタクリル酸メチルのG値を4.2として後者を計算すると0.74である。若干高い値となっているのは枯度が高くなった効果とも考えられる。酢酸ビニルの場合にはGがポリメタクリル酸メチルに近いにも拘らず全体のG値が上っているが,これも粘度上昇によるktの減少か,加熱効果であろう;図4参23(松本昭)
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