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J-GLOBAL ID:201602001804704055   整理番号:72A0376707

ラジカル反応における溶媒効果 II スチレンのラジカル重合速度に対するハロゲン化合物類の溶媒効果

著者 (2件):
資料名:
号:ページ: 1300-1304  発行年: 1972年 
JST資料番号: F0226B  ISSN: 0369-4577  CODEN: NKAKB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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ビニルモノマーのラジカル重合に及ぼす溶媒効果を研究する目的で,AIBNを開始剤とするスチレンの重合をハロゲン化合物溶媒中で検討.重合速度はジクロルエタン<クロルベンゼン<ブロムベンゼン<テトラクロルエタン<ο-ジクロルベンゼンの順であった.また,これら溶媒中における重合開始速度,δ2値を計算し,溶媒の種類の影響を検討.さらに,開始速度に関与する2つの因子,すなわちAIBNの分解速度定数kdと開始効率fに分けて考察.kdは溶媒の誘電率との間に正の相関を示し,fは系の粘度増加にともない減少することが判明.開始速度は溶媒により見かけ上ほとんど変化がなかったが,これはkdとfか補償的な関係て作用しているものと推察:参19
引用文献 (18件):
  • 2)前報(第1報), 山本忠弘, 小林新, 山本統平, 日化, 92, llfi9{1972}.
  • 3)たとえば, a)岡村誠三, 他訳, Bamford著,"ラジカル重合の理論"丸善(1963). b)大津隆行, 他訳, Bevington著,"ラジカル重合", 化学同人(1966),
  • 4)a)井本稔,"近代工業化学, 16"朝倉(1967), b)山田瑛, 工化, 73, 2266(1970).
  • 6) A. V. Tobolsky, L. R. Matlack, J. Polym. Sci., A-1, 1465 (1963).
  • 7)伊藤俊男, 野崎通, 大津隆行, 第15回高分子年会講演(1966).
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