抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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食塩加工食品の塩化ナトリウム(I)測定法としての硝酸第二銀液によう滴定法(II)と炎光分析法(III)で,Iと共存すると考えられる数種の塩の純溶液,またIとの混合液などにつき一定の処理条件でNa値を求め,さらに食塩加工食品29種を実測し,その値につき比較検討.IIでは塩化物が,IIIではNaの総量が測定されることが判然とした.食塩加工食品の水抽出液についてIIIは精密な値を得たが,IIは動物性食品については概測値を得る目的では十分に利用し得たし,植物食品についてはIIIとほとんど変らぬ値が得られる.測定が簡単である点で有利である.また加工用の食塩は95%以上がIなので,IまたはNa値測定に関する限り,IIとIIIで得た値には大差がないと考えられる:参5