抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
経ロ的に大型動物に投与された放射性Srの挙動を知るために生長期のブタをCa濃度を異にする飼料で24日間飼育し,同時に毎日
89Srを0.1μCiずつ経口的に与え骨によるSrの摂取におよぼすCaの影響を調べた。骨(腰つい,胸骨,ろっ骨,肩甲骨,長骨)におけるSrの蓄積は飼料中のCa濃度と関係があり,高濃度Ca飼料(2.5%Ca含有)で飼育したブタは低濃度Ca飼料(0.2%Ca含有)で飼育したブタのわずか渥のSrを蓄積した。また骨におけるSr蓄積はブタの年令にも依存しており.4ケ月令の若いブタは6ケ月令のブタに比して3倍も多くSrをとりこんだ。この年令によるSr摂取の差は明らかに有意で調べた全ての種類の骨について飼料中のCa濃度の高低にかかわらずあてはまる(高森康彦)