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J-GLOBAL ID:201602001912519787   整理番号:64A0262797

脳組織中におけるコレステロールの代謝(I)脳におけるエステル型コレステロールと遊離型コレステロールの比

著者 (1件):
資料名:
巻:号:ページ: 11-19  発行年: 1964年 
JST資料番号: F0840A  CODEN: MJSUA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ウシのコレステロール含量は白質が灰白質より多い大部分は遊離型である.ラットの脳,心臓,じん臓,肝臓ではコレステロールは脳がもっとも多いがエステルと遊離型の比は脳がもっとも少ない.ラット脳中でこの比は死後24時間で大きくなる.スルポナール,抱水クロラールのような催眠剤を投与すると脳中のこの比は著明に上昇するがアモバルビタールではわずかに高まるのみである.甲状せん製剤を投与するとエステルと遊離型の比は減少するが,抗甲状せん製剤では上昇する.α-トコフェロールはこの比を増加するが,グルタチオンはわずかに下げる以上の結果より脳のコレステロールのこの比と酸化過程の度合との間にある関係が存する.

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