抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ウシのコレステロール含量は白質が灰白質より多い大部分は遊離型である.ラットの脳,心臓,じん臓,肝臓ではコレステロールは脳がもっとも多いがエステルと遊離型の比は脳がもっとも少ない.ラット脳中でこの比は死後24時間で大きくなる.スルポナール,抱水クロラールのような催眠剤を投与すると脳中のこの比は著明に上昇するがアモバルビタールではわずかに高まるのみである.甲状せん製剤を投与するとエステルと遊離型の比は減少するが,抗甲状せん製剤では上昇する.α-トコフェロールはこの比を増加するが,グルタチオンはわずかに下げる以上の結果より脳のコレステロールのこの比と酸化過程の度合との間にある関係が存する.