抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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線状熱源を用いて,多孔性(孔げき率が3~59%)の砂岩の熱伝導率を測定し,孔げき率による熱伝導率の変化,飽和液で孔げきを充たしたときの伝導率,孔げき中の気圧との関係,更に過負荷気圧による影響を考察し,同誌32 1688(’61)未固化の場合と比較した。気体と同じ伝導率をもつ液体で充たしたときには常に気体を充たした場合よりも低い熱伝導率の値が得られた。この効果を気体の運動理論によって説明し,実証した。得られた結果を総合して熱伝導方程式の幾つかと比較して重みつき幾何平均を2成分の伝導率について取れば,測定された有効伝導率とよく一致することが判った