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J-GLOBAL ID：201602001937012202   整理番号：72A0406496

フィルムの二軸延伸X ポリエチレンテレフタレートフィルムの乾熱法二軸延伸に伴う機械的性質と構造の変化

著者 (3件)： 松本喜代一 (京都工繊大(繊維)) ,  泉由美子 (京都工繊大(繊維)) ,  今村力造 (京都工繊大(繊維))
資料名： 繊維学会誌  (Journal of the Society of Fiber Science and Technology, Japan)
巻： 28  号： 6  ページ： 179-188  発行年： 1972年 
JST資料番号： F0278A  ISSN： 0037-9875  CODEN： SENGA5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： 各種延伸方式によってPETフィルムの広範囲な乾熱法延伸を行ない,延伸方式,延伸倍率によってもたらされた延伸フィルムの機械的性質の異方性,および配向結晶化と回転異性体とによる構造の変化について検討.後熱処理を施した同時二軸延伸フィルムの機械的性質はPVCフィルムやPPフィルムと同様に,いかなる延伸倍率においても,いずれも面内あらゆる方向に等しかった.同時二軸延伸フィルムでは,延伸に伴いトランス量が急激に増加することと分子鎖の緊張性を表わすF5値が高いことから,高延伸領域において分子鎖セグメントは面内すべての方向によく伸張されて,高度の緊張状態にあった:参12

引用文献 (12件)：

• 1) C. J. Heffelfinger, P. G. Schmidt; J, Appl. Polymer Sci., 9, 2661 (1965)
• 2) 松本喜代一,高嶋英雄,竹谷恪,今村力造;繊学誌, 26, 302 (1970)
• 3) 松本喜代一,板越利紀,今村力造;繊学誌, 26, 272 (1970)
• 4) 日特公,昭30-5639,昭34-2996,昭35-11774など
• 5) R. P. Daubeny, C. W. Bunn, C. J. Brown; Proc. Roy. Soc. (London), A 226, 531 (1954)

タイトルに関連する用語 (5件)： フィルム ,  二軸延伸 ,  ポリエチレンテレフタレートフィルム ,  乾熱 ,  機械的性質