抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ラット知覚神経の逆方向性の電気刺激によって炎症反応が引き起こされた。この反応はアトロピン,フィゾスチグミン,ヘキサメトニウム,フェントールアミン,ジベナミン,プロプラノロール,プロメタジン,クロルピラミン,メチセルギドによって変更されなかった。知覚神経退化後はトウガラシ,キシレン,マスタード油等は炎症を起こさなかった。従ってこれらによる炎症は知覚神経を介しているものと推定する。痛覚神経末端の刺激により媒介物質が遊離されこの物質がある種の物質による炎症の原因となることが示唆された;写9表5山0