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J-GLOBAL ID：201602001982196101   整理番号：70A0253021

ピックアップに生ずるインサイドフォースについて

著者 (1件)： 阿部忠
資料名： Natl Tech Rep  (National Technical Report)
巻： 16  号： 3  ページ： 338-346  発行年： 1970年 
JST資料番号： G0474A  ISSN： 0028-0291  CODEN： NTROA   資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： レコード円板再生においてひずみ増加,音ミゾ追従性劣化,分離特性悪化等の要因となるインサイドフォースについて.その新しい簡便な測定法を考案した。これを用いて。インサイドフォース(F₁)を決める種々の要因について測定,検討を行ない,次の結果を得た。1)ビニル盤では.針先摩擦力は針圧の28~30%程度。2)F₁は針圧49まででは.針圧に比例する。3)F₁はレコード材質によって10~15%程度ばらつく。4)F₁は音ミゾ線速度20cm/s以上では一定。5)F₁は曲率半径の小さい針先程大きく.だ円針は円針の約1.4倍ある。6)変調音ミゾのF₁は.針圧,変調速度.機械インピーダンスに比例する。したがって.インサイドフォースを完全に相殺する機構を設計するには種々の要因を考慮して行なわなくてはならない;写図17参10

準シソーラス用語： インサイドフォース ,  ビックアップ ,  ビックアップ(インサイドフォース)

タイトルに関連する用語 (1件)： ピックアップ