抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
各種血液疾患におけるヘム合成能を検索する目的で,赤血球標記酵素(PBGアーゼ)活性,骨髄血ヘム-S活性測定法を検討.従来,PBGの結晶化,保存が困難なため血液疾患における赤血球PBGアーゼ活性の検討はまったくなされていない.著者は赤血球にALAを嫌気的条件下で負荷してPBGを合成し,カラムクロマトで精製し,Dowexの大量の水洗によるALA混入の除去とEDTAによるALA-Dの抑制により,PBGの酢酸溶出液(pH7~8に調製)をそのまま基質として測定に用い得ることを確認し,臨床応用可能なPBG-消費を指標とする赤血球PBGアーゼ活性の簡便測定法を確立した.骨髄血ヘム-S活性側定法の検討ではほかの多くの報告者と一致した検討成績を得た:参27