抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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黄鉄鉱結晶の(210)面には,〔001〕方向の条線が普通にみられるが,まれにはこれと直角方向の条線が特徴的な結晶もある。この差の生ずる原因を,産状,晶相変化,表面構造,内部構造などの関係を調べることにより検討した。その結果,普通にみられる正の条線は(100)面上での成長層の積重なりから構成されるのに対して,例の少ない負の条線は(210)面での条線方向に伸びた細長い成長層のステップによるものであることが明らかになった。このことは,(210)面は一般にはS面的性格を持ち,特殊な条件下でのみF面としての性質を示すものといえる;写図8表1参3