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J-GLOBAL ID:201602002148787905   整理番号:65A0269899

仁賀保油田地域における石油・天然ガス鉱床の生成時期

著者 (1件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 329-340  発行年: 1964年 
JST資料番号: G0188A  ISSN: 0370-9868  CODEN: SGKYAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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題記油田地域について主としてこれをもたらした堆積盆地の古地理学的考察と構造の発展史を通じて,石油鉱床生成の時期を論じた.すなわち,小滝・上浜油田は先笹岡階の造構期に石油の集積を完了し,さらにその大部分が削剥により逸散した.院内・桂坂油田は鮪川階末期の造構期に石油が集積した.とくに院内油田については,この造構期に背斜が生長し,スラストができる前に大部分の石油の集積が終ったと考える.また,これらの議論を通じ,石油鉱床の生成について,母岩・貯留岩・トラップの3大要素のほかに,とくに構造生成の時期が大きな支配要素であることを強調している.すなわち,院内油田の船川層中の油層は,その構造生成時期がおそいため,充分な集油ができなかったのであろう.
引用文献 (7件):
  • 1) 井上寛生,1962:新第三紀における出羽丘陵周辺地域の古地理学的研究,石技誌,Vol.27,No. 6,p.443~463
  • 2) 猪俣虎彦,1962:山形県北西中新統上部のBiofaciesの研究,石技誌,Vol.27,No. 6,p.465~500
  • 3) 池辺穰,1962:秋田地域における含油第三系の構造発達と石油の集積について,秋田大学地下資源開発研究所報告,No. 26別冊
  • 4) 沖亨,1960:鳥海山南西麓の地質と集油の可能性について,石技誌,Vol.25,No.5,p.250~254
  • 5) 三土知芳,1938:秋田県仁賀保油田地形図および地質図幅,同説明書,地質調査所
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