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J-GLOBAL ID：201602002156126420   整理番号：72A0282299

極低温における18-8ステンレス鋼の疲れ性質

著者 (4件)： 福島芙二 (東京芝浦電気・総合研) ,  後藤昭 (東京芝浦電気・総合研) ,  伊藤まさ行 (東京芝浦電気・総合研) ,  伏見光造 (電子技術総合研・田無)
資料名： 日本金属学会誌  (Journal of the Japan Institute of Metals and Materials)
巻： 36  号： 6  ページ： 605-610  発行年： 1972年 
JST資料番号： G0023A  ISSN： 0021-4876  CODEN： NIKGAV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 室温から液体ヘリウム温度までの範囲において使用できる極低温疲れ試験装置を試作し,これを用いて18-8ステンレス鋼(SUS27B)について,室温,-196°C,-269°Cにおいて繰り返し数10⁶回までの両振り疲れ試験を行ない,得られた結果について破面の電子顕微鏡観察や破面付近におけるマルテンサイト生成について検討した。その結果いずれの温度でもS-N曲線は上に凹の形状を示し,疲れ限度の存在は認められず,-196°Cの曲線と-269°Cの曲線は大体一致する。-269°Cの10⁶回のくり返し数の応力振幅で疲れ強さは39.8kg/mm²である;写図9表3参7

シソーラス用語： ステンレス鋼 ,  マルテンサイト ,  応力 ,  極低温 ,  電子顕微鏡観察 ,  破面検査 ,  疲れ ,  疲れ強さ ,  疲れ試験
準シソーラス用語： S-N曲線 ,  電子顕微鏡法

タイトルに関連する用語 (4件)： 極低温 ,  ステンレス鋼 ,  疲れ ,  性質