抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Escherichia coliK12からβ-ガラクトシダーゼを精製し,0.02Mりん酸緩衝液にとかした。この状態で本酵素は安定であったが0.05Mメルカプトエタノールを加えると活性は急激に低下した。ところがこの際に0.01MMg
2+(または0.001MMn
2+)をさらに加えると酵素の失活は抑えられた。メルカプトエタノールによる酵素の失活を沈降速度の面からしらべたところ,活性ある酵素(4量体)の沈降定数は16Sであったが,β-メルカプトエタノール処理すると50%のもの9.2Sの大きさとなった。以上の事実は酵素の失活が4量体の解離によって生ずることを示唆する;写図1参6