抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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60年代の消費構造の特徴は,1)終始上昇を続けた消費者物価の圧力にたいして家計が一定の抵抗を示しつつ,なお根強い構造的変化の過程が維持されたこと,2)豊富化する生活物質と最低生活水準ないしは社会的消費水準の向上的変動のなかで,浴望水準と実現水準とのかい離が激しくなり,生活意識における新しい貧困感がかなり広い階層にまで拡大したことの2点である。このような形で,’60年代には,消費構造は,国民的な都市化傾向の歩みを歩んだ。’70年代には,この都市化傾向が,消費水準の一層の発展へ向け,社会的圧力を形成するにちがいない;表3