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J-GLOBAL ID:201602002173439032   整理番号:65A0271429

高温重油灰による腐食

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資料名:
巻: 17  号:ページ: 8-15  発行年: 1965年 
JST資料番号: F0218A  ISSN: 0028-3029  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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重油専焼ボイラの高温腐食現象を解明し,その対策を確立するために,実験用重油燃焼炉を用いて,主としてボイラ用鋼管を対象とし,重油灰による腐食とマグネシア,石灰,ドロマイトなどの腐食防止剤添加による防食効果について検討.その結果,腐食性バナジウム化合物を含む重油灰による高温腐食試験において各種鋼管材料間のクロム含有量の差による耐食性はクロム含有量に比例して向上するが,18%以上を含有する鋼管では腐食量の差は認められなくなる.すでに鋼管表面に重油灰が付着している状態において,その上に腐食防止剤を添加してもその効果は少ない.腐食防止剤の添加量は,重油灰分に対し50%添加すれば腐食量は激減し,良好な防食効果を期待し得る.重油専焼を行なった炉内各部の灰分の実態を調査して,将来重油専焼期間が長期にわたれば,バナジウム腐食の起こる可能性は十分ある.等を明らかにした.
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