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J-GLOBAL ID:201602002174055220   整理番号:65A0241683

89Srおよび90Srの混合物の迅速定量

Rapid determination of Sr and Sr in a mixture.
著者 (1件):
資料名:
巻:号:ページ: 443-445  発行年: 1965年 
JST資料番号: C0201A  ISSN: 0020-708X  CODEN: IJARAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA) 
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89Srと90Srとから,90Srの娘核種である90Yをろ紙電気泳動法によって分離し,233mg/cm2の厚さの窓を持つG-M管によって89Srと90Yのβ線を測定することにより89Srと90Yのβ線を測定することにより89Srと90Srとを同時に定量することができる。90Srのβ線は飛程が160mg/cm2であるから測定にかからない。90Srと90Yが分離前に放射平衡にあったとすれば,90Yの量から90Srの量が求められる。電気泳動にはろ紙Whatm-an No.1を用い,電解液としては酢酸溶液を用いた。電位勾配30V/cmの場合約40分でSrとYが完全に分離された。泳動中および泳動後に生成する90Yは計算により補正した。別に計算された90Yおよび89Srの計数効率から89Srおよび90Srの比が求められた。89Srを2.6~95.7%含む89Srおよび90Srの混合試料に本法を適用したところ誤差は3%程度であった。この方法はその迅速性と89Srまたは90Srが比較的少量しか含まれていない場合にもかなりの高い精度をもつことからみて89Srと90Srの混合試料中における両同位体の存在比を知る方法として有用と思われる;図2表2参3(安部 静子)
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